東京生まれのソプラノ歌手。ウィーン在住。
3歳よりピアノを始め、東京学芸大学で声楽および音楽教育を専攻、修了。その後、ウィーン市高等音楽院の声楽課程を最優秀の成績で修了。第8回エミー・デスティン国際声楽コンクールでは第2位および特別賞を受賞し、その他にも数々の国際コンクールでファイナリストに選ばれている。
現代音楽を中心に精力的に活動し、これまで数多くの国際的な作曲家による作品の初演に携わる。オーストリアでは、ウィーン・モダン、ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間、Imago Dei、ケルンテンの夏、Klangspuren Schwazなどの主要な音楽祭に出演。ウィーン楽友協会、ウィーン・コンツェルトハウス、ORFラジオ・カルチャーハウス、シェーンベルク・センターなどの音楽ホールでも定期的に演奏活動を行っている。また、国際現代音楽協会(IGNM)、オーストリア現代音楽協会(ÖGZM)との活動をはじめ、Phace、Ensemble Kontrapunkte、ensemble xxi. jahrhundert、Ensemble Reconsil、Schallfeld Ensembel、Studio Danなど、オーストリアを代表する現代音楽アンサンブルと共演している。
2013年の「World New Music Days」では、T.フリーベル《Wärme》、J.サンチェス=チョン《Bill》で主役を務めた。2018年にはグラーツ歌劇場「Opern der Zukunft」において、横川朋弥《Konjiki Yasha》およびJ.キスリャント《Mirada Antigua》の主役を務め、2019年にはウィーン・ブルク劇場の《Dies Irae – der Tag des Zorns》に出演。2023~2025年にはウィーン・フォルクス劇場の《Du musst Dich entscheiden!》に客演し、2026年にはケルン・シャウシュピールハウスにも客演した。同年、音楽劇場週間(Musiktheatertage Wien)では、クリスティン・ノルデヴァル作曲の新作オペラ《The Sailmaker’s Wife》で主役を務めた。
オーストリア国外では、ベルリンのUltraschall Festival、ソウルのPAN Music Festival、ポーランド・ヴロツワフのMusica Electronica Nova、ドレスデンのTonlagen、チェコ・ブルノのBrno International Music Festival、クロアチアのNovi Festival Zagrebなど、各国を代表する現代音楽祭にも出演している。
長年にわたり現代音楽の第一線で活動する一方、近年は自身の作曲や即興にも積極的に取り組み、声を軸とした新たな表現の可能性を探求している。現代音楽アンサンブル・プラティプスおよびBlack Page Orchestraの創設メンバー。
